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M3から2週間経ちましたが、すでに50枚ぐらい開封しており、かなりいいペースで聴けております。
ここ数年は同人音楽にはまった当初聴いていたゴシック、メタル曲よりもポップス系ばかり聴いていた気がしますが、
今回ハロウィーンシーズンということもあってゴシック曲が豊作だなーって印象があります。
そこで特に気に入ったものを簡単に紹介。
アプルフィリアの秘め事 /
藍月なくる 藍月なくるさんの3作目。全2作からがらっと変わってゴシックチューンを詰め込んだ4曲のミニアルバムです。
1曲目の「エナメルの舞踏会」は、きらびやかなシンフォニックサウンド、ふんわりと綺麗なボーカルのメルヘン楽曲。
「片翼のディザイア」はゴリゴリしたアグレッシブなナンバーで、畳みかけるようなサビの転調が最高。
そして、耽美なツインボーカルのハモリが気持ち良い「Paradise Lost」、流麗なストリングスと叙情的なメロディーが絡み合う「アプルフィリアの秘め事」など、
好きな曲を一つに絞るのができない濃厚な1枚になっております。
新型アリス症候群 /
うたのは 3曲目の「I'espoir」はおそらく今回のM3の作品の中で最も聴いている曲ですね。
哀愁漂うゴシカルなメロディに造語のコーラス、激しく乱舞するストリングス...作曲の夢喰さんって一体誰なんだ...()
表題曲の「Pradox!-新型アリス症候群-」も塚越さんらしい歌謡曲調に、抑揚のあるギター、ピアノ、様々なシンセサウンドがバランスよく織りなす伴奏が素敵。
SUGAREDEN /
少女理論観測所 いつもは東方アレンジをやっているサークルさんの初オリジナル作品ということで今回初めて購入しました。
ボーカルさんも豪華だし電波っぽい曲からおしゃれなポップスなど様々なジャンルが楽しめる1枚。
アリプロっぽいド直球なゴシックナンバーの「二人のエデン」は収録曲の中でも異彩を放っていますが、
キラキラしたチェンバロや鉄琴、ベルの音やバロック調の伴奏が非常に美味しい。
次に気に入ったのは疾走感あるポップスの「フタツココロ」で哀愁漂うAメロがとにかく好き。
Caprice Cafeのダーク疾走チューンが好きな人はきっと気に入るはず。
Spookids!-スプーキッズ- /
まめこ ラストのYm1024さん作曲の「Spookids's parade」がかなりのお気に入り。
Ym1024さん個人サークルでは爽やかなポップス、EDM系の曲が多い印象でしたが、
春に頒布した「
Ark of Roses 」では一風変わってギターゴリゴリのダークなロック調の曲が多く、かなりヘビロテして聴いていました。
今回の提供曲ではハロウィンっぽい怪しげな雰囲気にキャッチーでメルヘンチックなサビメロがすごく耳に残り、今後の活動が一段と楽しみになる1曲でした。
autumnbaguette /
ウサギの泉 今回のイベントで旧作もまとめて購入したサークルさんです。
その中でも春M3の作品に収録されている「イバラの城」がだんとつに良いですね。
初めは加工ボイスがちょっと受け付けないかなと思いましたが、聴いてくうちになぜかはまっていってしまいましたw
メロディーも寂しげながらついつい頭の中でリピートしてしまうよな不思議な曲です。
物語系の音楽好きな人なら出だしのクラシカルなイントロだけでピンとくると思いますよ。
久しぶりに書きましたが語彙力足りなくてダメですねw
他にも気に入った曲は多々あるので、時間があったら次の記事も書きたいなーっと思います。
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夏コミから1週間経ちましたね~
一気に現実に戻った感じで淡々と仕事に励む毎日です、はい...
でも、ライブやらで秋のM3前にも4回ぐらいは上京できそうですし、何よりラブライブ!5thライブに両日参加できることが決定!
ああ...これで生きる希望が...!
それはさておき、CDも20枚ほど開封しましたので、ちょっとした雑記でも書こうかなと思います。
今のところ一番聴いてる曲は、
Liz Triangle のオリジナルシングル「
COLOR 」収録の「灰色」です!
デモを聴いた時はそこまで印象は強くなかったのですが、聴けば聴くほどくせになって繰り返し聴いております。
中毒性のあるリズム感と、爽やか系のポップスながらどことなく退廃的な雰囲気、そして大サビではハモリや掛け合いですごく綺麗で最高ですね。
次に
龍5150 さんの新プロジェクトの「
JORMUNGAND 」。
実はあまり過去作はしっかり聴いていなかったのですが、こちらはデモの段階からかなり気になっていました。
ドラマティックさや疾走感と共に、爽快でキャッチーなメロディー、メリハリのあるシンセ・オーケストラヒットが実に心地よい作品になっています。
特にお気に入りは「Heart Wave」と「Beat for Emotion」。
そして「
Unlucky Morpheus 」のオリジナルアルバムの「
affected 」。
東方ボーカルアレンジはほとんど集めてなかったのですが、あんきものだけは何枚か買って聴いていたんですよねw
今回の新譜はかなり久しぶりの購入になったのですが、改めて良さを実感。クサメタ最高!
これからもちょくちょくオリジナルを期待したいところ。
清風明月 の新譜「
Eclipse Parade 」もいつも通り素晴らしいのですが、別のCDに収録されていた曲もいくつかあるので、
新規収録のキラーチューン「輝夜姫」と、しっとり三拍子の「清恋~ベルティネの夜の夢~」ばかり聴いています。
再収録の「Diabolikha」は去年かなりはまった疾走ゴシック曲なので、持っていない人はこの機会にぜひ。
お次はボーカルの葉月ゆらさん繋がりで、
Symholic の新譜「
鮮血に捧ぐ三度目の黒鏡 」。
葉月さんの声もよくマッチしいますし、間違いなく最高の出来ではないのでしょうか。
5曲ともテンポがよく、キャッチーなフレーズで溢れており非常に良いのですが、欲を言えばもう一押し...かな。
それから
Fabulatore の新譜「
Exsequor 」がついに出ましたよ!
今回は10曲入りというボリュームに加え、視聴では3曲しか聴けなかったので開封するのが非常に楽しみな作品でした。
途中で語りが入ったりドラマチックな構成の物語楽曲に、哀愁漂うキャッチーなメロディーが散りばめられ、1曲1曲が本当にあっという間に感じてしまいます。
またそれぞれの曲に、ほんのりとミュージカル、ポップス、民族、ラテンなどの要素を盛り込み、リズムやテンポの違いもあってアルバム通して飽きさせませんね~。
男女ツインボーカル曲、男性ボーカル曲、女性ボーカル曲が収録されているのですが、普段は男性ボーカル作品を聴かないの自分も、この作品では自然と良く聴いてしまっております。
新規で買ったサークルさんですと、
Sterblich Magie の「
VERSUS 」をよく聴いています。
なんで春はチェックしていなかったのだろうか...
「ルクレツィア」は、哀愁ただよう3拍子のA,Bメロもさることながら、サビで疾走するクサメロやクワイアでガッツポーズ。
「アマリリス」の方はミドルテンポで少し落ち着いた感じで、クラシカル+民謡調メロディーのナンバー。
どちらも転調やハモリを用いたラストサビの盛り上げ方が素晴らし過ぎる!
秋にアルバムを予定とのことなので今からすごく楽しみですね。
もう一つ、知り合いのリスナーさんに教えてもらった
Prunella というサークル。
新譜の「
grandiflora 」は視聴もせずに買ってしまいましたが、直前に特設サイトができていたみたいですね。
3曲入りの1曲目はノリの良く爽快な和風ロック!
2曲目はファンタジック・ノスタルジックな民族ポップスで、Kalafinaの「光の旋律」とか「moonfesta」が好きな人はきっと気に入ると思います。
3曲目も民族調ですが、よりしっとりとした幻想的で切ない雰囲気の楽曲。
結論として3曲ともすごく好みで、これからもぜひチェックしていきたいところ。
そしてそれぞれの作曲家さんもかなり気になりますね。
イベント直後は新譜開封や記事を書くモチベーションがあるのですが、中々持続しないんですよね...w
春の感想も一つで止まっていますし...orz
夏コミ作品の感想と併せて、時間があれば書いていきたいと思います。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
M3の作品も30枚ぐらい開封しましたが、気に入った作品があるとついヘビロテしてしまうので、だんだんスピードが落ちてきてますw夏コミまでには間に合いそうにないですね(いつも通り)
さて今まで開封した作品で印象に残った作品を少しずつでも紹介していきたいなと思います。
Another Darkness 新規サークルさんで一番聴いてるのが「
Eternal Melody 」の1stアルバム。
ゴシック×トランスのキャッチフレーズ通り、ダークで退廃的な世界観やチェンバロ・オルガンなどの楽器と、アップテンポでアグレッシブなシンセサウンドのメロディーがバランス良く融合した作品。
2曲目の「Thanatos」は
ニコニコ動画 でもフルが公開されていますが、バックのクワイアや印象的で間奏のギターパートが非常にくさくてかっこ良いし、サビメロもキャッチーさと耽美性に溢れていて良い感じですね。
5曲目の「No Need To Be」、7曲目の「Thousands of Rain」は特にスピード感と力強さに溢れるナンバーで、ポップス調の聴きやすいメロディーながら、ずっしりとしたバックサウンド、要所要所のメロディアスなフレーズが用いられています。
ぜひとも次もこのコンセプトでやっていただきたいと思わせる一枚でした。
SOLROS -Eternal Memory- 今回のM3で一番嬉しかったのは、惜しくも解散してしまったGrandThawが
Rigel Theatre というサークル名で復活してくれたことですね。(作曲家の方だけ?かもしれませんが。)
作風は前と変わっておらず、こてこての哀愁メロディーをこれでもこれでもかというほど盛り込み、アコーディオンやピアノ、チェンバロ、弦楽器が奏でる民族・西欧風の楽曲がずらり。
そして過去作からのリメイクがあるとはいえ、14曲もの大ボリューム!
その内2曲はボーカル曲で、インストもの中心のアルバムとなっておりますが、中毒性のあるしっかりとしたメロディラインのおかげで何度リピートしても飽きませんね。
アンケート をやっているみたいですが、どの曲も甲乙つけ難くて投票するのが難しいですw
強いて1曲挙げるとすると、Tr.4の「Wellensvania」ですかね...
軽やかに弾む切れの良い三連譜のリズムが本当に気持ちが良い!
OPHANIL 1、2曲目の壮大なオーケストレーションとコーラスに圧倒されて、視聴の段階から何回も繰り返し聴いてしまっていた作品です。
1曲目は、まろやかなボーカルメロディーをバックのコーラス隊との綺麗な重なり、全体を通して程よい疾走感と緩急のあるドラマティックな曲調・アレンジが素晴らしい。
コーラス隊がメインメロディーを歌いあげる荘厳で宗教的な2曲目は、後半にカオティックな盛り上がりを見せ、静かな3曲目へと繋がっていきます。
3、4曲目は前半に比べると地味な感じに聴こえてしまいますが、何となく白くて澄んだ空間を漂っているような神秘的で穏やかな気持ちになり、
作品全体としてもバランス良くてクオリティの高い仕上がりになっているなと感じました。
M3の作品も良いペースで開封が進んでおり、そろそろちょこっと感想を書こうかなと思っております。
が、その前に、冬コミの作品について何も触れなかったので、今更ですが簡単に感想をまとめたいと思います。
竜と炎の物語 久しぶりの清風明月の作品です。これを待っていましたよ!Dropさん最高!!
冬コミの作品で一番聴いたのは間違いなくこのアルバムですね。
2,3曲目は疾走感のあるいつも通り中毒性がすさまじいゴシックチューン。
どちらも荒ぶるストリングスと非常にリズミカルなビートが心地よく、サビでの高揚感・飛翔感が素晴らしいの一言。
4曲目の「サマンドラの踊り子」は、異国情緒溢れるタンゴ風の楽曲で、Dropさんの曲の中でも特にお気に入りの曲になりました。
サビ前などの三連符のリズムや、のりの良いパーカッションとともに流れる哀愁メロディーがたまりません!
6曲目の「告解の部屋~密薬ランガージュ~」は、以前リリースした作品からの再収録ですが、上記の曲たち同様にブリッジからラストのサビへの盛り上がりがとても素敵なんですよね。
また夏に清風明月の作品を出す予定とのことなので、とても楽しみです!
CONNECT WISH Scarlet Faith 仲村芽衣子さんが同時頒布したアルバムとシングルから特に気に入ったトラックを紹介。
まず「CONNECT WISH」よりTr.2の「revolution」は、キャッチーさのつぼを押さえた軽快かつメロディアスなアニソン風ポップス。
Tr.4の「Gravish Canyon」は重厚なギターサウンドによるロックチューン。
ダークな雰囲気の静かなAメロから少しずつ盛り上がり、パワフルに歌い上げる情熱的・叙情的なサビメロに繋がっていきます。
「Scarlet Faith」のタイトルチューンは、跳ね上がるような切れのあるリズム感、シンセサウンドが気持ち良く、ラストサビの押し寄せるような高揚感が良いですね。
「Scarlet Faith」2曲目の「white recollection」は、ミドルテンポのどこか懐かしさを感じるポップスで、張り詰めた透明感のある雰囲気の中でキラキラ響くシンセが、切ないメロディーラインを一層引き立てます。
前夜祭 いつもインスト作品をメインに作っていたイメージのあった
Hydorolysis の3曲入りのボーカル作品です。
この前の春M3からはサークル名を
オトカプセル に変えたようですね。
1曲目は、温もりのあるメロディーにリズミカルなストリングスが絡む3拍子のメルヘン+民族風の楽曲。
疾走感のある明るく爽やかなポップスの2曲目は、出発する列車をイメージした前向きな気持ちになれる雰囲気や歌詞が良い感じですね。
そして一番のお気に入りは3曲目の「春風と共に」です。
この曲は以前無料頒布したCDからの再収録とのことですが、自分はこれで初めて聴きました。
こちらの動画 でもフルを聴くことができます。
A~Bメロで徐々に駆け出していき、サビでは風を纏うような爽快感とともに美しい情景がぱーっと開けるようにメロディーが流れ込みます。
全体を通してどことなくノスタルジックで寂しい雰囲気があり、サビメロはいたってシンプルなのにすごく中毒性があるんですよね。
間奏のピアノパートもキラキラとリズミカルで綺麗です。
Spectrophilia 冬コミ当日にお知り合いのリスナーさんから教えてもらい、急遽買うことにした作品です。
新規サークル「
Ephebophilia 」による女性ボーカルのHM/HRで、初作品ということは多少チープさはありますが、作曲者のメロディーセンスが抜群に良いですね!
普段あまりこういうゴリゴリ系のはそこまで聴かないのですが、インストパートも含めてキャッチーなクサメロ満載で自然とたくさん聴いてしまいます。
そして曲の構成もドラマチックで飽きさせない展開となっており、バックで入るパイプオルガン、クラシック要素のあるメロディーが多いのも良いですね。
作曲家の方は普段ボカロ曲を作っているようで、ニコニコ動画に上がっているものも一通り聴いてみましたが、こちらの「
Eden of solitude 」がすごく気に入りました。
春M3でも1曲入りの新譜を出しており、これからの活動が非常に気になるサークルさんです。
以上、今更感しかなくて本当に申し訳ないですが、冬コミの感想になります。
まだ聴いてる作品はいろいろとあるのですが、そろそろM3の作品に移行していきたいなと思います。
今年はなるべく更新回数を増やしたいなと...
パート2では、アルバムからの単曲もしくはシングル作品のピックアップをしていきたいと思います。
「
confession -蜜薬ランガージュ- 」/
蜜薬ランガージュ より
清風明月でもおなじみの葉月さん×Drop。さんの最強タッグ。
この前の冬コミで頒布した清風明月のアルバムにも収録されています。
毎度のことながらバックで荒ぶる美しいストリングス、そして安定のクサメロ全快。
短いですが、Tr.1と7のインスト曲もDrop。さん作曲なので非常にお勧め。
「
願い森の伝承 」/
Tender Green より
Drop。さん繋がりで、月子さんの春M3の作品から1曲。
葉月さんの提供しているようなゴシック曲ではなく、三拍子の民族系楽曲ですが、こちらもストリングス、民族系の笛やパーカッションの組み合わせがとても気持ち良い。
草原をイメージさせるような爽快感と哀愁を帯びたメロディー、月子さんボーカルの美しいハモりや造語パートがとても魅力的です。
「
Drop 」/
Gothic より
激しいチェンバロ・ピアノ・ギターサウンドで醸し出すダークゴシックな世界観。
3分もない演奏時間にこれでもかというほどEther節を凝縮した逸品。
「
カレイドスコープ 」/
kaleidoscope より
暗い夜空の中でキラキラと儚く散るように響きわたるシンセと、芯はしっかりとしつつも優しく曲に溶け込みそうなボーカルで奏でるエレクトロニカポップス。
サビのメロディーがとにかく叙情的で切なく大好きです!
「
Imagine Pheasant 」/
Imagine Pheasant より
惜しくも解散してしまったRe:sonareのラストアルバムのタイトルチューン。
高品質なバンドサウンド、ノリノリでキャッチーなメロディーもさることながら、開放感・爽快感とともに、物語が終わってしまう寂しさのような感情が押し寄せます。。
Re:sonareで一番のお気に入りになりました。
「
Invisible Sense 」/
Panorama Image より
Caprice Cafeの作品は去年初めて買ったのですが、どれもこれも良い曲ばかりで、最近イベントでの注目サークルの一つになっています。
(なんでもっと前からチェックしていなかったんだ...)
その中でもダントツに気に入っているのがこの「Invisible Sense」
ボーカルさんの声はパワフルというわけではなく、結構独特な感じがするのですが、流れるようなメロディーとともに素直に耳に入ってくる感じで、個人的にはかなり気に入っております。
疾走する哀愁メロと、絶妙なタイミングで刻み付けるドラムのビートの中毒性が半端ないですよ、これ。
「
星空の彼方 」/
night sign EP より
Caprice Cafeは「さくらリレイション」とかの爽やか青春ポップスも好きなんですが、やっぱり上の「Invisible Sense」や「
Self-Identity 」の「黒いココロ」のような、
疾走感あるマイナー調の曲が素晴らしいと思うんですね。(あくまで個人的に)
この「星空の彼方」も同様に切ない曲調・歌詞の楽曲で、かなりはまっております。
ああ早く次の作品を聴きたい...!
「
くれなゐ結び 」「
桜鬼 」/
くれなゐ結び/桜鬼 より
Calcariaの2曲入りの和風作品です。
やんわりとした雰囲気の中で響く和楽器の音色、切なく郷愁感のあるボーカルメロディー。
両曲とも儚く消え入りそうで、どこか懐かしい和の情景が感じ取ることができますね。
「
Hamophilia 」/
骨 より
今回のサタアラさんの作品は、前作のようにボーカル曲中心ではなく、ドラマチック性のある神秘的・退廃的なインスト曲も加わって、とても面白い趣向になっているなと思います。
もちろん前作同様ボーカル曲も収録されており、個人的超絶キラーがこの「Hamophilia」
要所要所での独特な変拍子、サビのクサメロは一度聴いただけで耳から離れません。
「
あるべき場所 」/
縫と綴 より
春M3後にもちょこっと紹介した楽曲で、コンポーザーはamorphousのりでるさん。
切なく琴線に触れるバラード調のメロディーライン、コーラスとふわふわ系シンセ、ピアノ奥行きの感じられる幻想的な世界を作り出しています。
聴いていると、こういった透明感溢れる綺麗な空間に沈んでいきたくなります。
「
深淵に降る雨 」/
星と命の森 より
cittan*さんと結月そらさんのサークル木と魚の1st作品。
ジャケの印象から、幻想的でファンタジーな楽曲が入っているのかと思いきや、リズミカルなバンドサウンドのロック楽曲でした。
そういった楽曲の中でも個人的に気に入ったのが「深淵に降る雨」
激しいギターのドコドコ系メロスピで、ダークな曲調・歌詞もアルバムの中で異彩を放っている気がします。
「
焔 」「
迷悟の果て冥境 」/
冥境アナムネーシス より
うたのはの春のアルバムより2曲。
「焔」で七誌さんの曲初めて聴いたのですが、思わず体を動かしたくなるノリのよさと、ゴリゴリギターのロックサウンドがめちゃんこかっこいいですね。
「迷悟の果て冥境」は小鳥遊さんの作曲、Ryoさん編曲のスローテンポ三拍子バラード。
どの曲でも言えますが、小鳥遊さんの抑揚のある歌声がたまらないですよ。
「
Sacrifice~羞花閉月~ 」/
イロアクイドラ より
うん、これを待っていましたよ、甲斐ゆうさんとのコラボ。
優しいシンフォニック系サウンドのクラシカルな音色、耽美性のあるボーカルメロディー。
Paradise Eve以来こういうバックでのコーラスがある曲が増えたなと感じます。
歌詞はかなりダークで怖いですねw
「
戦華繚乱舞乙女 」/
戦華繚乱舞乙女 より
お次も甲斐さん作曲!
タイトル通りの和風楽曲ですが、いつもながらのクラシカル・ゴシカルなメロディーを盛りこんだ仕上がり。
さらにツインボーカルの掛け合い、重なり合いが心地よくて脳内再生が止まらないー
「
Decree of Fate 」/
颯爽パラダイム より
仲村芽衣子さんの夏のアルバムから、塵屑れおさん作曲の「Decree of Fate」
爽快感・疾走感あるアニソンポップスで、体をすり抜ける風のように生き生きとした流麗なメロディーや、サビパートでの転調からの飛翔感がたまらないっすね!
「
Briliant Wand 」/
Briliant Wand より
上の作品と同時にリリースした、水夏えるさんとのサークルGiftのシングルのタイトルチューン。
同じようにアニソン系の躍動感あるポップスですが、リズミカルで哀愁を放つサビに中毒性あり。
「
存在理由 」/
Zahnrad -翠空と導きの歯車- より
王道ファンタジーな世界観にシンフォニック要素を取り込んだ楽曲を作り出しているSymholic。
ベタかもしれないけど、やっりぱりこういう雰囲気の作品は大好きですね。
そして今作で一番のお気に入りが「存在理由」
サビのキャッチーなクサメロもさることながら、リズミカルで裏拍にアクセントを置くリズムが何ともくせになる。
仲村芽衣子さんのパワフルボーカルとの相性も最高ですな。
「
Driving Rainbow 」「
rival in Love 」/
七色恋唄 より
ご新規サークルさんの作品で、いろいろな作曲家やボーカルが参加しているコンピっぽい感じです。
全体的に良い曲が多いですが、その中でもこの2曲!
「Driving Rainbow」はpart1で書いたPumpkingdomの作品に負けず劣らず爽快感にあふれ、淡い青春を歌ったアニソン・ゲーソン系の楽曲です。
ツインボーカルによるアップテンポの「rival in Love」はネガティブな雰囲気の恋愛ソングで、暗い歌詞とマイナー調で歌謡曲風のメロが非常にマッチしております。
「
導きの少女 」/
導きの少女と運命の日 より
澄みわたるシンセ、ストリングスが切なくもふつくしい荘厳な三拍子シンフォニック楽曲。
天門さんらしいクラシック・教会サウンドにより、光が満ちる天界のような世界観が満ち溢れていますね~
民族楽器を用いたこの曲のインスト版でもあるTr.3は郷愁・牧歌的な感じで、また別の雰囲気を味わえます。
「
Moebius 」/
Moebius より
待っていました、エゾギクさんの1年ぶりに作品。
1曲だけで少し寂しい気はしますが、とにかく出来は素晴らしいの一言。
絡み合うツインボーカル、メロディアス・クラシックな曲調と全てがドストライクですね。
イントロや間奏で入るちょっとしたメロさえも、いちいちクサくて悶絶ものです。
「
桜花絢爛、宵祭! 」/
夢はささめく風に舞いて より
鈴葉ユミさんの和風チューン。
掛け声や和楽器で祭りのにぎやかさ表現しつつ、幻想的なきらびやかさといったものも滲み出ています。
鈴葉さんらしい綺麗なハモリ・コーラスとメロディアスさももちろん最高。
それにしても去年は良い和風楽曲にたくさん出会えた気がします。
「
Storyteller 」/
Storyteller より
気鋭の新人さんですよ!
まだ少し拙さはあるものの、数ある物語音楽の中でも、メロディーセンスが抜群に良い気がします。
やっぱり個人的にはタイトルチューンが大好きですね。
ラストの転調を入れた怒涛のサビは卑怯ですぞ。
「
Scarlet 」/
少女-D- より
Eine Kleineの秋の作品より。
ちょっと前の朔夜さんの曲に戻った感じ?で、アイネらしいリズム感やメロディアスなギターサウンド、ほんのりと和風要素を交えたポップス寄りのメロがつぼにはまりました。
「
星空フォーカス 」/
Êstrella Forest part1でも紹介したwishpÊrさんの秋M3の作品より1曲。
こちらもテクノ・トランス系のポップス。
宇宙的な空間を彷彿とさせるシンセ楽器のアレンジ、そしてサビのアニソン・歌謡曲っぽさもあるキャッチーなメロディーが何より至高。
春の「サヨナラ my THANKS」もそうですが、これからもこういう感じのボーカル曲を期待してますよ!!
以上になりますが、実はまだ去年の作品全部開封しきれていません!(ぇ
まだまだこれから良い作品にめぐり会えると思うので、その時はまた紹介できたらなと思います。
久しぶりの感想記事になりましたが、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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